院長よりごあいさつ

〜最初から最後までのおつきあい〜

はじめまして。ポラン動物病院院長の竹井と申します。

当院のモットーは「ひととどうぶつが最初から最後まで幸せに暮らすためのトータルサポート」です。ひともどうぶつも、一緒に暮らしてきてずっと幸せ、というのが理想です。

しかし、様々な人生でのイベント、例えば結婚、引っ越し、出産、介護、老い…などひとの生活の変化がどうぶつにも影響を及ぼしますし、ひと同様に、どうぶつもどんなに気をつけていても、病気や老いなどを経験し、とどまっている事はありません。

そのひとつひとつの出来事に対してかかりつけ医としてともに予防策を考えたり、選択肢を提供したり、もちろん病気は治療したり、老いに寄り添ったり。そういったトータルサポートをポラン動物病院はご提供いたします。

動物福祉への思い

「最初から最後まで」とお伝えしたのは、院長である私の保護団体でのボランティア経験や、老犬ホームへの往診経験がきっかけとなっています。

保護団体には様々な理由で飼育困難となったどうぶつや、外で産まれた子猫などが保護されていました。また、老犬ホームでは介護がとても大変な高齢犬が、お世話をされておりました。

過去のことは推測になってしまうものの、どの子にもそれぞれの人生(犬生?猫生?)があり、「もし、かかりつけ医がアドバイスしていたら」「早く不妊手術を行っていれば」と、獣医師として考えさせられる事が多くありました。

また、老犬ホームにはいわゆる認知症の子も多かったのですが、「かかりつけ医にもう年だからとさじを投げられた」とおっしゃられている飼い主さんもおりました。

私は地域のかかりつけ医として、そのような不幸を未然に防ぎ、ひともどうぶつも最後まで幸せに過ごすサポートをしていこうと、開業を心に決めたのです。

ところで当院で掲げている「動物福祉」とは1922年イギリスで家畜のために制定された「5つの自由」を基本とした考え方です。

  • 飢えおよび乾きからの自由
  • 不快からの自由
  • 痛み、障害、病気からの自由
  • 恐怖や抑圧からの自由
  • 正常な行動を表現する自由

いわゆる動物愛護とは、主に可愛い、可哀想といったひとの主観からの考えですが、動物福祉は客観的にこの5つの自由が担保されているかを評価します。

私は獣医師である以上、どうぶつとひとにまつわる問題を客観的に考えるために、「動物福祉」という言葉を選びました。そして動物の福祉の向上が、ポラン動物病院の目指すものです。

動物病院で動物愛護、福祉は基本的な考えと思いますが、あえて壁の看板にまで大きく掲げたのは、地域の皆さんへ少しでも興味を持っていただきたかったからです。

ひとの福祉とどうぶつの福祉は連動しています。どちらか一方のみ、ということはありません。地域の皆さんと、どうぶつと、動物病院と。ともに支え合い協力しながら、最初から最期まで幸せに過ごすために。ポラン動物病院はスタートします。

「ポラン」って?

院長が好きな童話作家、宮沢賢治の「ポラーノの広場」の初期原稿案「ポラン広場」から取りました。お話のなかで、ポラン広場はツメクサを数えながら草原を歩いていくとたどり着く、幻の広場です。そこでは皆陽気で、歌がとても上手になるそうです。

語感の可愛らしさ、柔らかさと、「ひとが集まるところ」のイメージでこの病院名にしました。みなさん、これからどうぞポラン動物病院をよろしくお願いいたします。

2019/08/05
ポラン動物病院 院長 竹井 信恵

院長プロフィール

経歴

2003年
酪農学園大学獣医学部 卒業
2003年〜
千葉の動物病院にて勤務医
2011年〜
都内の動物病院にて勤務医、3年間は分院長を勤める
2018年〜
都内の動物保護団体併設クリニックのボランティア、院長を勤める
2019年
ポラン動物病院開業

地域密着型のお医者さん検索サイト「東京ドクターズ」の取材記事はこちら

所属団体

日本獣医がん学会
日本小動物歯科研究会
日本獣医動物行動研究会
練馬区獣医師会
ISFM(国際ねこ学会)

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